近年、社会で求められるスキルの一つに、Microsoft Office Specialist（以下、MOS）資格の取得があります。この資格は、Word、Excel、PowerPointといったMicrosoft Officeソフトの実践的なスキルを証明するものです。特に、学生が将来の就職活動やキャリア形成を考える際には、大きなアピールポイントとなります。

また、このMOS資格の試験には学割の制度があり、条件を満たした学生の方であれば、一般価格より少しお得な価格で受験をすることができます。
本記事では、宮城県内・仙台市内の学生の方向けに、仙台試験センターで学割を利用してMOSを受験する方法を詳しく解説します！

MOS資格とは？

MOS資格は、Microsoft Office製品を使いこなす能力を証明する国際的な資格試験です。この資格を取得することで、日常業務での実務能力や、効率的な作業スキルを証明できます。
特に学生の方にとっては、就職活動の際に履歴書や面接で具体的なスキルをアピールするための強力な武器となります。

MOS試験の学割とは？

MOS試験の学割とは、試験当日に学生であることを証明することで、一般価格よりもお得な価格で試験を受けられる制度です。

以下の表のように、学割を利用することで約2,000円も受験料金がお得になります。この割引は学生専用の特典であり、対象となる学生はぜひ活用すべきです。

MOSの学割の対象条件

MOSの学割は、学生であれば誰でも対象、というわけではありません。
対象となる学生は、以下のすべての条件を満たしている必要があります。

試験当日に学生（在学中）であること

試験当日に学校に在籍している必要があります。
ただし学校を卒業した場合は、在学期間中に限り継続して学割の対象になります。具体的な例として、3月卒業の場合は3月31日まで学割で受験が可能です。

連続1年以上の期間で授業を行うコースに在籍していること

小学校、中学校、高校、大学、大学院などに加え、専門学校や盲学校、養護学校、職業能力開発大学校なども対象になります。

公共交通機関（JRやバスなど）を学割で利用できること

上記二つの条件を満たしている場合でも、JRなどの公共交通機関の学割適用外である場合は、MOSの学割も対象外となります。

仙台試験センターでのMOSの学割申込・受験の流れ

仙台試験センターでMOSを学割で受験する際の流れを以下に記載します。

試験申込フォームに学割の必要事項を入力

学割価格での受験の場合、申し込みの際に学生である旨、学割で受験する旨の申告が必要です。
そのため、試験申込フォームの入力の時点で、学割の必要事項を入力していただきます。

• 試験科目の選択時、科目名に「【学割】」と付いているものを選択（※）
• 必須項目である「学校名」に在籍している学校の名称を入力

※試験科目で誤って「【学割】」と付いていない項目を選択して申し込んでしまった場合は、一般価格での申し込みになります。一般価格での申し込み完了後に学割価格に変更することはできません。

受験料金の支払い

試験申込フォームの送信と受験料金の支払い、両方が完了すれば、試験の申し込み手続きは完了となります。この流れは一般価格での申し込み時と同様です。
フォームに入力したアドレス宛に申し込み完了の受験票メールが届きますので、確認してください。

試験当日、身分証明書と学生証を提示

試験当日、MOS試験では受付で身分証明書の提示が必要ですが、学割で申し込んだ場合はそれに加えて学生証（※）の提示も必要になります。
身分証明書と学生証のどちらか一方でも忘れた場合は受験できませんので、忘れ物にはくれぐれもご注意ください。

※卒業後に学生証を返却していて提示ができない場合、在学期間中（3月卒業であれば3月31日まで）に限り学割での受験が可能です。その場合は学生証の代わりに、卒業年月日の分かる「卒業証書 or 卒業証明書」を提示してください。

まとめ：MOS試験を受けるなら、ぜひ学生のうちに！

MOS試験を学割で受験する方法について詳しく解説しました。
学生の方は学割を活用することで、一般価格よりもお得に試験を受けられます。また、資格取得によって将来のキャリア形成に役立つスキルを身に付けることもできます。
ぜひ学校がお休みの日や、授業の前後の空き時間などに、学割でのMOS受験を検討してみてはいかがでしょうか？
仙台試験センターでは、平日・土日・祝日と豊富な日程をご用意して、受験希望の方をお待ちしています！

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